自殺のメソッドのあとがき


 

これは【自殺を考えている人のためのメソッド】の後書きです。

 

 

 

メソッドに書かれていることは正確ではありません。

 

わかりやすくするために、大まかに抽象的に書いています。

 

実際は、亡くなってすぐに再生する可能性は極めて低いでしょう。

 

 

自分の生きた人生を振り返り、

 

自分がした経験、その時々に自分がしてきた選択を、

 

一つ一つ振り返り、それらを受け入れていくためには長いプロセスが必要かと思われます。

 

 

 しかし、全く同じではないものの、こんなような形で再生する人、戻ってきている人はたくさんいるでしょう。

 

もう一度、同じシチュエーションにチャレンジするために戻ってくるのです。


再生は必ずしも赤ん坊からやり直す必要はないということです。

(生まれ変わりを一つの魂が肉体に入ったり出たりするとイメージしていると理解しにくいですが……)

 

ただ、前の生で自殺したような場合は前の生とそっくりな人生(前の並行生)は選ばないことが多いかもしれません。

 

なぜなら、あまりにも前と似ている環境の場合、再び同じような選択(自死)をしてしまうことが多いからでしょう。

 

 

 

しかし、基本的には前と似たような問題にぶつかる人生を選ぶことに変わりはないと思います。

 

そうしないと本当に行きたい場所に行けないからです。

 

そうしないと本当になりたい自分になれないからです。

 

 



 

リトライしてはみたものの、また死にたくなる人もいるでしょう。

 

しかし、以前の時とはほんの少し違うはずです。

 

思い留まろうとする力が以前より強くなっています。

 

リトライするために戻ってきたことを、

 

顕在意識では思い出せませんが、マインドの奥深くで微かに憶えているからです。

 



 

 

このメソッドではあなたを見守る存在を“守護霊”と表現しています。

 

このメソッドを読んで疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

 

守護霊といった存在は、なぜ自殺しようとするのを止めようとはしないのか?

 

 

 

自殺の瞬間、ただ黙って見ているのか?

 

何もしてはくれないのか?

 

 

あなたを見守ってくれている存在は、実際には多岐に渡っており、

 

完全に一体性の中にいる存在や、

 

いわゆる“あの世”と呼ばれる世界で、まだ個別性を残している存在など様々です。

 

 

 

一体性の中にいる存在は(いわゆるハイヤーセルフや聖霊など)、

 

物理的に何かを操作して助けることはせず、心に思念を送るなどの方法で私たちを支えてくれています。

 

しかし、実際に自殺するところまでいってしまう人は自我の想念にどっぷり浸かっているような状態にあり、高次の思念を受け取れるような状態にはありません。

 

つまり、自ら心のシャッターを降ろし、しっかりと鍵を掛けてしまったような状態です。

 

その状態では高次のメッセージは届かないのです。

 

 

 

そんな時、まだ個別性を残している存在が一体性の存在に代わってあなたを助けることがあります。

 

これらの存在はまだ輪廻転生の生と生の狭間にいて、次に再生するまでの間、あなたのサポートをするという役割を引き受けた存在たちです。

 

 

生前にあなたと縁が深かった人が(先立った家族、会ったことのないご先祖様など)、実際に物理的なサポートをすることはあるでしょう。

 

 

 

 

例えばこんなことがあるかもしれません。

 

 

屋上から飛び降りようとして屋上へ行ったら、 いつも開いているはずのドアに鍵がかかっている……とか。

 

電車に飛び込もうとして駅のホームにいたら、背後から誰かに声をかけられる……とか。

 

部屋で死のうとしたら、 びっくりするような大きな音が鳴る……とか。

 

首を吊ろうとしたら丈夫なはずのロープが簡単に切れてしまう……とか。

 

誰も来るはずのない時間に誰かが訪ねてくる……とか。

 

 

 

そんなことが偶然ではなく起こり、思い留まった人はたくさんいると思います。

 

しかし、残念ながらそれでも強行してしまう人もいます。

 

本当に残念なことですが……。

 

 

 

 

今、あなたは一人ではないことを思い出してください。

 

あなたはここに帰ってきたのです。

 

 

 

 

今、あなたは確かに生まれ変わったのです。

 

もう一度チャレンジするためにこの世界に戻ってきたのです。



 

あなたが神から与えられた自由意志の使い方をどうか間違えないでください。